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CSCDスペシャルインタビュー

自分の考えを発信していくおもしろさ

鈴木寛和

自分の考えを発信していくおもしろさ

「知デリ」の活動に関わって得たことは? 2011年1月、当時学部1回生ながら企画・運営に関わった鈴木寛和さんへにきいてみました。

鈴木 寛和(すずき ひろかず)

文学部人文学科2回生。「アート&テクノロジー 知術研究プロジェクト」、 通称「知デリ」の企画・運営に、学部1回生時より学生スタッフとして関わる。
「知デリ」公式サイト
鈴木さんによる活動レポート

自分の考えを発信していくおもしろさ

CSCD:「知デリ」の学生スタッフになったきっかけや動機は?

鈴木:共通教育でCSCDの先生が担当している基礎セミナー「コミュニケーションデザインコーディネーター入門」(2010年度2セメスター 木曜5限)を受講したのがきっかけです。そこで知デリの先輩から勧誘をうけて、おもしろそうだと思い参加しました。もともとアートに興味があって、阪大の文学部を選んだのも美術史の勉強をしたかったからなんです。将来は美術館の学芸員などアートに携わる仕事をしたいので、知デリなら何か学べるのではないかと思って学生スタッフとして参加しました。

CSCD:実際にスタッフとして関わった感想は?

鈴木:まさか自分が、美術史に収まらない現代アートの方をゲストに迎え、イベントを企画するなんて想像もつきませんでした。でも、知デリに参加したことで、美術史の中の作品のみならず、現代作品や、演劇、映画、パフォーマンスなどにまで興味の幅が広がり、とても有益だったと思います。その一方で、僕は昔から人に自分の意見を伝えるというのが苦手で、自分の考えを他のスタッフに説明するのに苦労したりもしました。

CSCD:それは企画の段階で? 具体的にどういう場面で苦労したかおききしてもいいですか?

鈴木:知デリでは毎回、領域の異なる2組のゲストをお招きしています。今回(2011年1月26日開催「カラ・コン」)は、「道具について考えたい」ということで、まず最初に、ヒューマンインタフェースの専門家である黒川隆夫さんをお招きすることが決まりました。でも、もう一組のゲストがなかなか決まらなくて・・・。事前の打ち合わせで黒川さんが「機械のインタフェースの開発に、人間のノンバーバル(非言語的)・コミュニケーションがヒントになるのではないか」と考えていることを知って、contact Gonzoのみなさんならぴったりだと思ったんですが、他の人は他の人で、それぞれ「この人が今回のゲストにぴったりだ」と思う案を出してくるわけです。特に、contact Gonzoのみなさんのパフォーマンスは既存のジャンルにおさまらなず、言葉で表現するのが難しいので、それを見たことがない他のスタッフにどう説明するか、本当に悩みました。

CSCD:でも、最終的にはcontact Gonzoのみなさんをゲストにすることに決まったんですね。

鈴木: はい。なかなかうまく表現できずつたない言葉でしたが、他のみんなも一生懸命理解しようとしてくれました。この経験は、今後の自分にとって大きな自信になると思います。今回の企画に関わったことで、今は積極的に自分の考えを発信していくことにおもしろさを感じ始めています。
今回「知デリ」に学生スタッフとして参加して、僕は大学生活を楽しむ「手がかり」を得られたように思います。これからも現場で生まれる新しい発見・気づきを、参加者・ゲスト・運営スタッフ、その場に居合わせる全員で楽しるイベントを届けていきたいです。


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