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ウィンダム・ルイス『時間と西洋人』

日本学術振興会科学研究費助成事業成果公開講演

ウィンダム・ルイス『時間と西洋人』

日 時:2013年10月21日(月)18:00-20:00
場 所:大阪大学豊中キャンパス 教育総合棟1 開放型セミナー室(こちらの地図の64番の建物1階にあるガラス張りの部屋です)
講 演:ポール・エドワーズ(イースト・アングリア大学)
コメンタリー:前田茂(京都精華大学)
コーディネーター:要真理子(大阪大学)
主 催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター
日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C)課題番号23520135「イギリス・モダニズム美学の再考ー二〇世紀初頭の映画芸術への展開を追って」


※事前予約不要。当日は講演内容の日本語訳を配布します。
チラシ(PDF)


講演者略歴:ポール・エドワーズ教授(Prof. Paul Edwards)

英国モダニズムの研究者として知られ、ケンブリッジ大学、ロンドン大学を経て、バース・スパ大学に着任。2013年より、イースト・アングリア大学で教鞭を執る。著書に『Wyndham Lewis: Painter and Writer』(Yale University Press、2000年)他多数。最近では、ナショナル・ポートレート・ギャラリー(ロンドン、2008年)とホワン・マルク財団(マドリッド、2010年)で開催されたウィンダム・ルイスの大規模な回顧展を組織した。近く出版予定のルイス選集(Oxford University Press)では監修者として携わっている。モダニズム作品では、ルイス、ヴォーティシズムの他、T・E・ヒューム、C・R・W・ネヴィソン、第一次世界大戦時の文学に関して、さらにはトム・ストッパードの戯曲やイアン・マーキュアンの小説など、現代作家の作品についても論考を発表しており、モダニズムを超えてその守備範囲は広い。


ウィンダム・ルイス(Wyndham Lewis、1882-1957)

20世紀のイギリスを代表する小説家、画家、文筆家、詩人、批評家。1908年より、人間の社会行動に関して機械論的な視点から描写した短編小説を発表し始める。芸術表現においては、キュビスム、未来派、表現主義の形式を借りながら、機会と建築形式を基礎として幾何学的で半抽象という形式言語を展開した。この傾向は、アメリカの詩人エズラ・パウンドによって「ヴォーティシズム」と名付けられ、1914年7月の機関誌『BLAST』の刊行によって、20世紀イギリス海外における唯一の前衛運動へと発展した。著書に、『Tarr』(1918年、翻訳は『ブルジョワ・ボヘミアンたち』1966年)、『The Lion and the Fox』(1927年)、『Time and Western Man』(1927年)、『The Apes of God』(1930年)、『The Revenge for Love』(1937年)、『Self Condemned』(1954年)など。