大阪大学COデザインセンター×ナレッジキャピタル:対話で創るこれからの「大学」

【開催レポート】超学校シリーズ第6回 アイディアをかたちに:人類進化ベッドはこうしてできた

ナレッジキャピタル超学校 大阪大学COデザインセンター×ナレッジキャピタル:対話で創るこれからの「大学」、シリーズ第6回となる「アイディアをかたちに:人類進化ベッドはこうしてできた」を、2017年2月17日(金)、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル1Fにあるカフェラボにて開催しました。金曜日の夜ということで梅田には大勢の人が行き交う中、43人のみなさまにご参加いただきました。

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今回は、野生のチンパンジーの寝床をヒントにうまれた「人類進化ベッド」開発チームをお招きしました。環境デザイナーとして活躍されている石川新一さん(東南西北デザイン研究所 代表)、チンパンジー研究者の座馬耕一郎さん(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 研究員)、寝具開発のプロフェッショナルである岩田有史さん(株式会社イワタ 代表取締役)です。

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この3人が最初に出会ったのは、2015年5月に開催された研究会。座馬さんが、毎日樹上にベッドをつくって寝るという習性を持っているチンパンジーに関する研究発表をした回で、石川さんと岩田さんも参加していました。チンパンジーのベッドに寝てみたことがある座馬さんの「ものすごく気持ちがいいんです!」、「こんなベッドが欲しい!」という熱い思いをなんとか形にすべく始まった「人類進化ベッド」開発プロジェクトだそうです。

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座馬さんだけが持つ感覚を頼りに開発を進めるには、「寝心地の良さ」を手探りで見つけなければなりません。それぞれが持つ専門性を総動員して、分業するのではなく「みんながデザイナーであり、研究者であり、経営者である」という視点で、考え、悩み、進んできたのだそうです。常にそれぞれから刺激を受けていたと3人は口にします。知らないことに触れる楽しさ、それぞれが持ち寄る知恵に触れる楽しさ、そして課題を乗り越える楽しさ...そんな"未知との遭遇"を楽しむ姿がとても印象的でした。

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第7回「現場の枠を飛び越える:実践と政策のつなぎ方」は、2017年3月1日(水)に開催予定です。