CSCD

教育プログラム

「せっかく阪大」ハンダイ生の二つの「せっかく」

金水 敏(前コミュニケーションデザイン・センター長 2011年3月まで)

「せっかく」その1

大阪大学は言うまでもなく日本有数の国立の総合大学であり、11個の学部と16個の研究科がその中に含まれています。当然、多彩な学生がキャンパスを闊歩し、日々刺激的な交流がそこに生まれている、と思いたいところですが、実際はどうでしょうか。毎日顔を合わせる学生は同じ学部・研究科の人ばかり、受ける授業も共通なら、なんとなく発想や行動パターンも似たり寄ったり、ということはないでしょうか。もちろん、志を同じくする人たちが集まって切磋琢磨することも大事ですし、居心地がいい面もあると思います。しかし、せっかく総合大学に入ったのだから、思いがけない出会い、自分とは全く違う価値観や視点と出会うというどきどきに遭遇しないというのは寂しいと思いませんか?

「せっかく」その2

大阪大学は言うまでもなく日本有数の国立の総合大学であり、各学部・研究科では、それぞれの分野で最先端の研究が行われています。卒業・修了するみなさんは、一流の教育と訓練を受けられ、今後は社会の第一線で活躍されることと思います。しかし、何か不安はないでしょうか。知識や技術を社会で生かすためには、良好な人間関係やコミュニケーションが不可欠です。いい学生ではあったとしても、自分はいい社会人になれだろうか。せっかく阪大を出るのに、自分はこのままでいいのだろうか。そんな不安を抱えている人は阪大でも案外少なくありません。

コミュニケーションデザイン・センターがあなたにできること

コミュニケーションデザイン・センターが提供するCSCD科目は、基本的に文理融合科目です。文系の学生も理系の学生も一緒に受けます。CSCD科目では、一方的に講義を聴くだけの授業はむしろ少ないです。グループディスカッションやワークショップ形式、また体験型の授業など、学部や研究科ではあまり経験できない参加型の授業が多数を占めます。CSCD科目を担当する教員のバックグラウンドは実に多彩です。科学技術コミュニケーション、医療人類学、町作り、臨床哲学等のアカデミシャンのみならず、劇作家、アートプロデューサ、映像クリエータ、看護士等々、総合大学でもなかなか授業では出会えない種類の人たちとも対話を楽しむことができます。CSCD科目は、あなたの「せっかく」を解決してくれるかもしれません。どうぞ、シラバスをじっくり眺めてみてください。