CSCD

研究テーマ群

思想・歴史Thought and History

高等教育においてコミュニケーションデザインを探究するためには、コミュニケーションに関わる多様な技法的・実践的課題に取り組むだけでなく、思想や歴史という奥行きの次元を視野に収めていることもまた不可欠になります。言語や身体、文化や宗教という問題から人間と社会を問い直す、あるいは、西洋や東洋、日本やアジアの視点から現代社会を論じる、こうした人文学的知性は、文系・理系の専門の区別を問わず異種のものが出会い、対話してゆくための基礎となります。

また、CSCD では「高度教養教育」という今後の大学の課題にこたえるための具体的な方針や方策を探っていきます。コミュニケーションデザインとしての歴史・思想は、専門的な知の操作や伝達よりむしろ、異なるものを連絡させながら認識を批判的に深化させるという媒介的知性として、高度教養教育における重要な役割を担うことでしょう。