はじめに 読んでね   池田光穂

 マーガレット・ミード 

Margaret Mead, 1901-1978

1973年のAnnual Review of Anthropology より

解説:池田光穂

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マー ガレット・ミードの多くの著作は翻訳されています。

彼女 のデビューとなった『サモアの思春期』畑中幸子・山本真鳥 訳、東京:蒼樹書房、1976年があります。ペーパーバックとしての新装版のMead, Margaret. 2001 Coming of age in Samoa: A psychological study of primitive youth for western civilization. New York: Perennial.があり、娘で人類学者のキャサリン・ベイトソンの前書きが読めます。

『ブ ラックベリー・ウィンター』という原題をもつ自伝、ミード、マーガレット『女として人類学者として』和智綏子 訳、東京:平凡社、1975年ならびにミー ド、マーガレット『フィールドからの手紙』畑中幸子 訳、東京:岩波書店、1984年は、ミードのサモアでのフィールドワークの様子を彼女自身の言葉で 綴っている貴重な資料で、人類学者としての彼女の生き方に触れることができます。

ミー ドと文化決定論に対する批判という観点から書かれたのは、本文中でもあげておきましたが、フリーマン、デレク『マーガレット・ミードとサモア』木村洋二  訳、東京:みすず書房、1995年が本文中で述べた「ミード〈対〉フリーマン」論争の最初の書物ですが、彼女ならびに彼女の依拠した学説上についての(論 難という限定はあるものの)批判的解説について知ることができます。

次の Freeman, Derek. 1999. The fateful hoaxing of Margaret Mead : a historical analysis of her Samoan research. Boulder, Colo.: Westview Press.は同じくミードのサモア調査に対する論難のための書物という条件がつきますが、ミードのサモアでの行状をほとんど日々のレベルにまで調べ上げ たドキュメントです。

ベイ トソン、メアリー・キャサリン『娘の眼から』佐藤良明・保坂嘉恵美 訳、東京:国文社、1993年は、両親であったベイトソンとミードの人生を娘である彼 女自身の自伝と絡み合わせた興味深い物語です。この書物の出版はフリーマンの最初の書物の批判を、伝記という別の角度から正したいという著者の動機に根ざ したものであることが記されています。

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