戦争表象論2003
[科目分類]文化表象学分野 [時間割コード]62100 [授業科目]文化表象学 I [科目コード] [授業題目]戦争表象論 [担当教官]池田光穂 [開講年次]2 [学期]前期 [曜日]木 [時限]4 [選択/必修]必修 [単位数]2
■ 「ゆきゆきてベトコン!」 ■ 「現代暴力論」 ■ 絶対悪 ■ 戦争表象(思想編=numero uno)
[授業形態]講義
[授業目標]
1.戦争とはなにかについて具体的な事例をもとに考えることができる。
2.現代社会における表象のもつ役割について理解することができる。
3.具体的な戦争表象をテーマにして文化記号論の立場から分析し論評することができる。
[授業の内容]
この講義をおこなう動機は次のようなものです。「近代社会において、『戦争』とその論理的帰結としての『平和』を動員しかつ継続するために、さまざまな『表象』を社会的に操作することは、不可欠な手段であると考えられている」(→詳しくは「思想編」へ)という命題を個々の具体例に則して検討することです。
この命題の検証は、根元的な悪や善が存在することを自明のものとする従来の戦争研究や平和研究においては過小評価される傾向にありました。なぜなら、根元的な悪や善という人間道徳の最終審級[と思われているもの]に気を取られていると、「表象」はたんなる道具や装置の一部になりさがり、「表象」に関わる文化的問題は、操作に関わる道徳的問題であると片づけられてしまうからです。
すなわち私は、戦争および平和の遂行とは、終わることのない表象の操作であるという視座をとります。そして、絶対的悪/絶対善という安易な道徳的審級を動員しがちな従来の研究者が[結果的に]犯してきた数々の誤りや問題を指摘し、彼/彼女らが蓄積してきた豊富な戦争表象のアーカイブから個々の表象の記号論的意味を解放したいと考えるのです。この野心的な挑戦に参与したい方に開放された授業です。
[キーワード]
戦争、平和、表象、文化、文化記号論
[テキスト]
書籍を中心としたさまざまな戦争・表象について、授業において指摘するので、それが[結果的に]テキストになります。
※2003年度の授業が終わって、下記の本を追加しました!
[参考文献]
http://www0.let.kumamoto-u.ac.jp/cs/cu/jyugyo.htmlにリンクするページで指摘します。
● わかりやすい文化表象学(池田光穂)
[参考リンク]
[評価方法]
定期レポートならびに試験による総合評価をおこないます。
[履修上の指導]
大学における授業とは出席するものなので点呼による出席確認はとりません
[関連するリンク]
[授業の結論]
今年度(2003年)の開講スケジュール
<戦争表象論>
![]() |
| 2003.10, Apr., Thur.
14:30-16:00 04.10 (1) |
イントロダクション | 戦争表象入門
まずはじめに用語の定義から 戦争:もっとも単純な定義は、主権国家間の武力による衝突。当事者(=主権国家)間による戦争開始の意思表示から停戦や降伏などの終結に関する国際法的手続きが存在するために、戦争は広義の外交ないしは政治の延長ないしは道具という見方もある。 武力紛争:暴力によって人間ないしは人間の集団が争うこと。争いの原因は、「二者間にお互いに相容れない行為を遂行すること」によるものであるので、自己を相手に認めさせるために暴力という手段を行使することを紛争と呼ぶこともできる。 次に、記号・表象・象徴の定義 1)イラク戦争「バグダッド陥落」 2)ベトナム戦争「サイゴン解放」 3)私たちにとって戦争表象とは何か? 3.1 戦争状態 3.2 戦争と平和 3.3 想像と実践 【文献】 M.フリード、M.ハリス、R.マーフィー1970[原著1968]『戦争の研究:武力紛争と攻撃性の人類学的分析』大林太良、蒲生正男、渡辺直経 訳、東京:ペリカン社(オリジナルタイトル:War: The anthropology of armed conflict and aggression)。 |
| 04.17
(2) |
写真という映像表象 | イラク戦争(2003年3-4月)にまつわる、最近の英字新聞に掲載されたさまざまな映像表象を紹介しました。 |
| 04.24
(3) |
記号・表象・象徴 | 記号・表象・象徴についての、本講義での定義と、それらの間の区分について解説しました。
◆ 記号・表象・象徴 |
| 05.01
(4) |
ベトナム戦争の表象(1) | アラン・レネ他『ベトナムから遠く離れて(Loin
du Vietnam)』[1967]の最後の90分(全体の8割弱)を上映しました。
◆ 来週までの宿題: 図書館に行って「ベトナム戦争」に関連するさまざまな書籍(歴史書のような事実の記録の他に、小説や戯曲、映画などを題材にした著作でもかまわない)を最低1冊借りてこよう。あるいは図書館のOPAC検索や国立情報学研究所のWebcatなどで、ベトナム戦争に関する書籍のリストを作成しよう。 ◆ 配布資料 |
| 05.08
(5) |
前半:ベトナムの戦争表象 後半:長崎原爆と山端庸介 |
まず、授業の前半では、前週に見た『ベトナムから遠く離れて』という映像表象の理解について、世代経験という時代的文脈の共有があるか/ないかで、大きく異なった解釈がある可能性を示唆しました。とくに、冷戦時代にあった、さまざまな二項対立の図式を経験しているか否かで、たとえば、アメリカの市民がベトナム反戦デモや愛国パレードの際に、あれほど激しくイデオロギー上の対立をし、両者の歩み寄りの不可能さについてお互いに相認めないことが<わからない>(=反省的に追体験できない)だろう。そのため、その彼らが信じて疑わなかった神話的世界の二元論であった<冷戦>時代の状況を説明することに、前半は費やされた。
後半は、長崎原爆投下後に現地に入った従軍カメラマンの山端庸介の見た世界としての彼の写真表象と、その被写体の生身の人生、さらにはそれらを生々しく表象――時には当時の軍事的意図をもって――した山端の複雑な関係について解説しました。
|
| 05.15
(6) |
有事関連三法案を考える | 前半は、表象を日常生活のレベルで受け止める解釈のレベルにおける理解と、理性的判断力をてこにして批判的に理解することの違い――この考え方は啓蒙主義時代において非常に洗練された議論として発展し今日までその伝統は続いています――について解説しました。
後半は、有事関連法案についてNHKの「週間こどもニュース」のウェブ記事をもとに、有事と戦時そしてWartimeの区分と、我が国において、これらの形式的分離が、現実の生活において議論されることもなく、保守的な国家主義(ナショナリズム)と闇雲な絶対平和主義の間の不毛な対決の中で育まれていった不幸について話しました。政治家たちの愚かな有事法制の実定化がはじまった今、次の世代を担う君たちが、ほんものの、そして骨太の反戦平和主義の実質的建設の一歩を踏み出すべきなのです。 ◆ 週間こどもニュース「有事関連法案はどういうもの」(今週のわからん、2003年5月10日放映) ◆ 戦争神学(池田光穂) |
| 05.22
(7) |
水俣の表象 | ユージン・スミスの水俣病写真集にある"Tomoko
Uemura"(1956-1977)と母の入浴写真にみられる、ミケランジェロのピエタと比較し、そこに見られる宗教的モチーフを中心に考えました。また、この写真の複製・流通を謝絶した母親の思いと、そのメッセージをどのように考えるかについて考えました。
■ 智子さん、やすらかに(社会科資料集5年「産業の発達と公害」の写真掲載終了の通知) ◆ 文献 ソンタグ、スーザン1979「視覚のヒロイズム」『写真論』近藤耕人訳、Pp.91-119、東京:晶文社. |
| 05.29
(8) |
FGMを考える | 表象系批判に関する本授業もいよいよ後半に入ってきました。この日の授業は、前半でこれまでのおさらいをおこない、後半でアリス・ウォーカー制作、プラティバ・パーマー監督『戦士の刻印:女性性器切除の真実』1993(日本語版のリリースは1996年、スタンス・カンパニー)を見ました。FGM(女性性器切除)に関する説明は時間を要するので、次回に引き続きおこなうことになりました。 |
| 06.05
(9) |
FGMを考える(パート2) | FGMについて考えるのパート2です。
性器とアイデンティティ:草間弥生(1927-)とジョージア・オキーフの作品を手がかりにして FGMの現実的問題: 用語解説(FGM) FGM廃絶に向けて戦う人々(山邉さおり) ■閑話休題:戦争表象とFGMがなぜ関係するのか、について疑問を思われる方は次のリンクを参照しましょう。(かえって混乱するかも?) 戦争神学(池田光穂) |
| 06.12
(10) |
惨劇の想像力(1) | 原作:香山滋、監督:本多猪四郎、脚本:村田武雄・本多猪四郎、特殊技術:円谷英二、音楽:伊福部昭
『ゴジラ』(1954) ◆文献 ソンタグ、スーザン「惨劇のイマジネーション」『反解釈』高橋康也ほか訳、竹内書店新社、Pp.235-252、1971年 ゴジラと現代社会(池田光穂) |
| 06.19
(11) |
惨劇の現実 | この日は台風で暴風雨警報が発令されて、本当に休講になってしまいました! |
| 06.26
(12) |
惨劇の想像力(2) | 『ゴジラ』(1954)の続きを観ました。
その後で、象徴分析という手法で、この映画における生と死の二元論と、その空間配置について解説しました。 ここでいう象徴分析とは、文化人類学領域の象徴人類学という分野で開発された分析手法のことをさします。 ゴジラと現代社会(池田光穂) |
| 07.03
(13) |
まとめの授業 | 【課題】この授業の復習とおさらい 【くわしくはこちら!】
1.戦争と紛争を定義しましょう。 2.表象・記号・象徴を定義しましょう。 3.授業で使われたさまざま「戦争表象」について論評してみましょう。 (1)イラク戦争 (2)ベトナム戦争 (3)長崎原爆 (4)怪獣ゴジラ |
| 07.10 | 《休講》 | 《休講》です:高知医科大学で授業のため[→こんなことをやっていました。「医学生のための医療人類学入門」] |
| 07.17
(15) |
試験 | 授業時間内に試験をおこないます。 |
参考リスト
ゆきゆきてベトコン!
読書カタログ
| 回数、日程 | テーマ | 内容・とりあげる作品 |
| 1 | ベトナムの表象とはなにか? | トリン・ミン・ハ『姓はヴェト、名はナム』
大友克洋『気分はもう戦争』 樹村みのり「星に住む人びと」『星に住む人びと』 秋田書店 ボニータコミックス > 1982年10月10日発行 澤田教一・酒井淑夫『戦場――二人のピュリツァー賞カメラマン』共同通信社、2002年 |
| 2 | ベトナム戦争クロニクル | 生井英考『ジャングルクルーズにうってつけの日』ちくま文庫、1993年[★原著は1987年を増補したもの。この本は私のベトナム戦争への関心を確固としたものとし、{医療人類学を専攻する}私の研究そのものにもさまざまな影響を与えた本でした]
朴根好「ヴェトナム戦争と「東アジアの奇跡」」山之内靖・酒井直樹編『総力戦体制からグローバリゼーションへ』所収、Pp.80-120、東京:平凡社、2003年。 |
| 3 | 国民解放の思想 | ファノン『地に呪われた者』
チャールズ・フェン『ホー・チ・ミン伝(上・下)』(岩波新書) 陸井三郎訳、岩波書店 |
| 4 | 植民地暴力 | コンラッド『闇の奥』
コッポラ、F.F.監督『地獄の黙示録』 ◆『地獄の黙示録』(仮想授業用シラバス) キャサリン・ベステマン編『暴力論集(Violence, A Reader)』[リンク] |
| 5 | 「残虐な『日本』兵」の表象 | ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』
思索社(→大島渚監督『戦場のメリークリスマス』)[影の獄他のヴァン・デル・ポスト評は、山口昌男(「本の神話学」?)にある]
J・G・バラード(Ballard, James. Graham., 1930-)『太陽の帝国』高橋和久訳、東京:国書刊行会。(→スピルバーグ監督『太陽の帝国』)[→Guardian Unlimited によるバラードの紹介はこちら] |
| 6 | 戦争の記憶 | 原一男『ゆきゆきて神軍』
山田洋次監督 『馬鹿がタンクでやってくる』 |
| 7 | 天皇のポートレイト、あるいは御真影の威光 | 若桑みどり『皇后の肖像』筑摩書房
原武史『可視化された帝国』みすず書房 田中丸勝彦『さまよえる英霊たち』柏書房 |
| 8 | 核戦争の脅威 | ディビッド・ハルバースタム(Halberstam,
David)『ベスト&ブライテスト(上・中・下)』浅野輔訳、朝日文庫、東京:朝日新聞社、1999年[原著は定冠詞がついてThe
Best and the Brightest で、1972年に出版されています]
マクナマラ、R.S.『マクナマラ回顧録 : ベトナムの悲劇と教訓』仲晃訳、 東京 共同通信社、1997年 |
| 9 | べ平連 | ヘイブ ンズ、トーマス R.H.『海の向こうの火事
: ベトナム戦争と日本1965-1975』 吉川勇一訳、東京:筑摩書房、1990年
鶴見良行『べ平連』(鶴見良行著作集2)東京 : みすず書房、2002年 小熊英二「第16章 死者の越境」(鶴見俊輔と小田実、と吉川勇一[少しだけ]についての記述があります)『<民主>と<愛国>』Pp.717-792、東京:新曜社 |
| 10 | 全共闘 | 全共闘白書編集委員会編『全共闘』東京 : 新潮社、1994年 |
| 11 | 「優しい侵略」:右翼の修辞学 | 小林よしのり『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL台湾論』小学館、2000年
東アジア文史哲ネットワーク編『<小林よしのり『台湾論』>を超えて』作品社、2001年 矢内原忠雄『帝国主義下の台湾』岩波書店、1988年(オリジナルは1929年) |
| 12 | 兵士の実践共同体 | チェ・ゲバラ『ゲリラ戦争』
毛沢東『実践論』 『マッシュ』 『フルメタル・ジャケット』『ブラック・ホーク・ダウン』 ◆ マクドナルド化する社会 |
| 13 | 水俣からみるベトナム戦争 | 環境汚染:枯葉剤(→残留DDT、ダイオキシン)
人災・過失:カネミ油症 レイチェル・カーソン『沈黙の春』青樹簗一訳、新潮文庫、東京:新潮社、2001年 岡村昭彦,1972「ベトナム戦争と水俣病――「新」植民地主義者の二つの顔」『国労文化』7号、ページ不詳。(→この文章は岡村昭彦集(筑摩書房)には収載されていません) 社会問題をどのように表象するか? 石牟礼道子、森崎和江、姜信子 |
| 14 | 総合討論 | 総合討論 |
| 15 | 試験 | 筆記試験 |
戦争と観光
ただいま準備中です!

1929年にメキシコで出版された観光ガイドブック
絶対悪
ジャンポール・サルトルは、「1947年における作家の状況」の中で、第二次大戦が我々に示したものは、ヨーロッパがそれまで知らなかった<絶対悪>の存在であったという。ここで言う絶対悪とは、原爆や強制絶滅収容所に代表されるものです。
サルトルはジュネに仮託してして次のようにもいう:「悪とは、組織的に具体を抽象に置き換えることだ」(『聖ジュネ』)。
戦争表象論とは何だったのか?
(試験問題)
池田光穂
1.戦争と武力紛争を区別しましょう。
2.記号・表象・象徴を区別しよう。
記号、表象、象徴の意味は、相互に関連しており――戦争と紛争のようには――お互いに共通する意味があります。次の3つの(便宜的)定義をみれば、三者間には厳密には区分しにくいことがわかるでしょう。
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記号(sign):
表象(representation):
象徴(symbol):
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隠喩(metaphor):
換喩(metomyny):
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3.戦争表象の事例研究(パレスチナ紛争)
パレスチナにおける武力衝突は、形式論からいうと武力紛争に属するが、紛争の主体や和平のプロセスからみれば、この事態は主権国家間の戦争ともいえる状況にある。また和平を進める国際社会もまた停戦、(戦争としての)武力紛争の終結に取り組んでいるように思える。
パレスチナ紛争にとどまらず、古今東西の戦争表象の研究をおこなうことの意味とはなんだろうか? まず戦争表象の分析にまつわる個々の作業のそれぞれに、研究の意味を探し出してみよう。
まず、それは(1)戦争表象を文化の解剖台に載せて細かく分析し、あたかもスケッチするようなアプローチが必要だ。そこでは、私情を挟むことなく、冷静に客観的に分析する態度が求められる。しかし、それは戦争に対してシニカル(冷笑的)な態度をとるということではない。表象システムの分析が、我々をより深い戦争への洞察へと誘うからであり、その洞察は戦争の確実な抑止(もちろん使い方次第では煽動)概念へと繋がってゆくからである。そこでは、戦争表象は操作され、提示可能な概念として取り扱わねばならない。
次に(2)戦争表象を嫌悪、同情、共感などのさまざまな感情へと喚起するものとして、現実に受け止める態度も必要である。このような日常生活における無反省な受容の態度は、自然的態度[→フッサールの現象学]のひとつとして批判され、乗り越えられるべきものとして理解されてきた。しかし、このような自然的態度にみられる繰り返し無反省に反復する作用への配慮――日常生活における普通の人々が何気なく実践していることそれ自体を認めること――は、科学的観照と同等に重要である。とくに日常生活の有り様を経験的な観点から分析する人類学にとっては、この視点は欠かせない。自分が戦争表象に感じる嫌悪、同情、共感などのさまざまな感情を反復しておくことは、戦争表象の経験的分析には欠かせない学問的実践である。この研究アプローチには涙を拭くテッシュペーパーや緊張や怒りを静めるための暖かい飲み物や、体験を共有する気心の知れた友人をもつことは、不可欠な研究アイテムなのだ。
そして最後に(3)戦争の確実な抑止(もちろん使い方次第では煽動)概念の構築への繋がるプラグマティックな学問研究態度と、自分がもつ戦争に対する態度を具体的に実践する理念をもって、具体的な提言や提案、そして実践をおこなうことである。これらの3つのアプローチは、どのひとつもが 欠けるようなことがあってはならない(キリスト教的概念で申し訳ないが〈三位一体〉なのである)。
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このような関心をもって、以下の戦争表象の教材を分析してみよう。いくつかの点が指摘することができるだろう。
【リード】イスラエル軍がハマス幹部をミサイル攻撃、7人死亡
【本文】省略(ハンドアウトには掲載)
【記事全文】省略(ハンドアウトには掲載)
(出典:http://省略、2003年7月2日)(ハンドアウトには掲載)
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【写真は著作権の関係でオリジナルではありません】

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〈しつもん〉
1.写真が使われている。
2.写真には何が写っているか?
3.写真の中で戦争や紛争を隠喩するものはなにか?
4.写真だけでは、予備知識がない人は理解可能か?
5.写真につくタイトルの文章(リード)には何が書いてあるか?
6.本文には何が書いてあるのか?
7.なぜ本文には日付があるのか?
8.なぜ写真にはニュース配信社(ロイ*ター)の名前があるのか?
9.Suh*aib Sale*mとは何(誰)なのだろう?
10.09時49分更新とは何だろうか?
11.このニュースソースはどこにあるのだろうか?
12.この写真とこのリードを読んだ人は、何を思うのだろうか?
13.記事全文と写真を関連づけてみることができのは、いったい何を手がかりにしているのだろうか?
14.なぜ記事全文のなかに、ミサイルの数、負傷者の数、死亡者の数が列挙されるのだろうか?
15.この死亡者の数が、実はゼロだったら、君はこの記事に対してどのような意識をもつだろうか?
16.この死亡者や負傷者の数が、10パーセント(あるいは50パーセント)多かったら、我々の心の痛みは10パーセント増えるのだろうか?
17.無念に死んだ人は、怨念となって生者の生き方を拘束するのだろうか? それは親族?友人?パレスチナ人?共感者や支援者?ふつうのイスラエル人?シャロン首相?ブッシュ・ジュニア大統領?ライス補佐官?コリン・パウエル?小泉首相?そして我々?
18.それら以外に君の心に去来した別の質問?
19.18の質問に、別の心をもった君が「それで?、それがどうだっていうのか?」と質問したら、君はどう答えるの?
20.そして、これらの一連の質問の意味は? 授業を企画した教師の意図はなんだろう? 試験に合格するため? それとも他の意味?
21.結局、この授業は君自身にとって、いったいどういう意味をもっているのだ?