効用計算=予算運用手法
PPBS , Planning-Programming-Budgeting System
解説:池田光穂
PPBSの説明
財政を科学的に管理し、予算を合理的・効率的に編成する。 政策目的を達成するために費用対効果を体系的に分析し、これに基づく実行計画に対して予算配分する。1961-国防省、1965-他の官庁。-1973 挫折;失敗の原因は・・・
1. 関係官庁は都合のよいデータを出す。
2. 政策には複数の効果があり、目的別のプログラム作成が困難。
3. 政策間の優先順位を整理するための手段を持たなかった。
世銀総裁(1968-81) 効果的な援助を、費用便益分析を通して立案・提唱する(→選択的プライマリヘルスケア参照)。
【対ゲリラ戦】60年代前半〜
ゲリラに対する作戦は、従来の戦況分析のパターンが通用しなかった。そのために代替する行動の進展ぶりを評価するための指数が考案された。
(a)軍事的指数
敵と味方の死傷者数の比率、双方の支配する地域の比率、脱走者の相対比、敵による事件の1カ月あたりの件数、双方の失った兵器の比率
(b)非軍事的指数
新しい仕事を始めるための許可申請件数、商品や食料の移動量(道路や水路の利用状況の把握)、農漁民への資金貸付高、農村地区の学生数
マクナマラは、このような調査統計を根拠にして、戦況の好転(1962年7月)をプレス会議で報告している。
(カウフマン『マクナマラの戦略理論』1968:324)