人工知能
じんこう・ちのう artificial intelligence, AI
解説:池田光穂
人間の知性・知能を計算機によって作り出すこと。あるいは、このことに関する学問分野のこと。
ここで言う知性・知能とは、単に計算能力だけでなく、推論や学習などの高度の知的能力(それゆえインテリジェンスの語がつく)のことである。この知的能力の様式をもった[あるいは類似の]活動が計算機=コンピュータにある時[あるいは、あるように思える時]、技術者は人工知能を使っていると表現する。
人間の知性・知能と計算機のそれは、同じであるのか、そうでないのか。あるいは、将来可能になるのか、ならないのかという学問的議論は、人工知能論争(じんこうちのう・ろんそう, AI論争)と呼ばれており、その決着はついていない(知性・知能の定義次第で、議論は大幅に変わりうるので、永遠に決着が着かないという表現も、もう決着はついているという表現もともに可能である)。
● 反人工知能派: H・ドレイファス、J・ワイゼンバウム(1976年以降)
● 人工知能派:
強い人工知能派:計算機が「意識」に近いものまで持ちうると主張
弱い人工知能派:AIの可能性は信じるが、強い主張には懐疑的
【文献】
ウィノグラードとフローレス『コンピュータと認知を理解する』平賀譲 訳、産業図書、1989年
※この文献は端的に、ソフトウェアデザインの観点からの人工知能批判である。
「イライザあるいはヴァーチャル・オードリー物語」(池田光穂)
「イライザの父の怒り」(池田光穂)
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