言語人類学
linguistic Anthropology

解説:池田光穂
【定義】
言語人類学とは、文化人類学と言語学の横断・融合領域のことである。
異文化・他言語の調査のみならず自文化・自言語(=母語)によって文化人類学のフィールドワークをおこなう際に、基本的な言語学上の知識は欠かせない。また言語学領域においても、記述言語学や社会言語学の研究では、文化人類学的なフィールドワークの技法が欠かせない。
さらに文化人類学の理論面においても、ローマン・ヤコブソンの音韻論がレヴィ=ストロースの構造人類学に与えた影響は大変大きく、当のヤコブソンは、フランツ・ボアズによるアメリカ先住民の民族誌研究や(言語学者)サピアの研究から、研究上のさまざまなヒントを得ている。
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