研究倫理
Research Ethics

研究倫理(Research Ethics)とは、研究活動がなんらかの社会性をもち、かつその成果が社会に影響を与える時に、社会がその成員とりわけ科学者集団に対して、なんらかの規範を与えて、それを適当に制御(コントロール)することを意味する。
通常、人が考えたり、研究したりすることは、研究する人の独自で自由な活動であり、それが何らかのかたちでコントロールされることは、一見理不尽なような印象を与える。しかし、社会性をおびた人間の属性から、研究が他の人々になんらかに危害を及ぼすことは、その量や数の多寡にかかわらず常に起こりうる危険性をもっている。
さらに、研究が「人類を幸せにする」という社会的使命を標榜し、社会から承認され研究費や声援(モラルサポート)を受けている場合においては、研究倫理上の規範をを、研究者自身あるいは研究集団そのもののが作り、それを遵守することは避けられない。
他方で、研究の正しさ、客観性の担保、そして「人類の福利」などの基準などは、時代や社会によって相対的に決まるという特性があるために、研究倫理上の正しさや正当性の基準もまた変化しうる。それゆえに、研究倫理は、研究者集団およびそれを見守る社会によって、定期的に管理、点検され、必要に応じて改訂してゆく作業が不可欠である。
***
以下の論述は、研究倫理を学ぶ上で、学習者が自分で学べるような内容を示したものである。(現時点では一部しかリンクしていません:建築中)
01 科学者になるということ・・・・・・・・・・・・・・・
02 科学の社会的基礎・・・・・・・・・・・・・・・・・・
03 実験テクニックとデータの扱い方・・・・・・・・・・・
04 科学における価値観・・・・・・・・・・・・・・・・・
05 利害の衝突・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
06 出版と公開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
07 業績評価とその表記・・・・・・・・・・・・・・・・・
08 オーサーシップとはなにか・・・・・・・・・・・・・・
09 科学上の間違いと手抜き行為・・・・・・・・・・・・・
10 不正行為・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11 倫理違反とその対処・・・・・・・・・・・・・・・・・
12 フィールドワーク研究・・・・・・・・・・・・・・・・
13 動物実験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14 社会に埋め込まれた科学者(および有機的知識人論)・・
15 まとめの議論:科学者になるということ・・・・・・・・
***
Copyright Mitzub'ixi, 2011