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人間にとっての真のケイパビリティとは?

What is the capability of human being?

池田光穂

ケイパビリティとは、マーサ・ヌスヴァウムによる と、あらゆる諸国の憲法で保障されるべき人間の資質であり、また、可能なるもの(可能態)である。

    1. 生命
    2. 身体の健康
    3. 身体の不可侵性
    4. 感覚・想像力・思考力
    5. 感情
    6. 実践理性
    7. 連帯
    8. ほかの種との共生
    9. 遊び
    10. 自分の環境の管理

これらは、言うまでもなく人間らしさを保障する論理 になる。すなわち、以下のような説明が可能になる(これらの文言)。

    1. 生命――人間は死ぬ存在である
    2. 身体の健康――人間は身体をもつ
    3. 身体の不可侵性――人間の身体は他者に譲渡できないし、また他者を自分のものとして所有することはできない
    4. 感覚・想像力・思考力――人間は認知能力をもつ
    5. 感情――人間は認知能力と情動を同時にあわせもつ存在である。感情を認知能力と峻別する人もいるが、その両方をもつのが人間の特徴である
    6. 実践理性――言説活動を通して人間は道徳的に結びつくことができる
    7. 連帯――人間は社会的動物であり、その特徴を生かして、個人ができる能力を超えるほどの活動が可能になる
    8. ほかの種との共生――人間の生存や生活は、他の種の犠牲や貢献の上になりたつ。
    9. 遊び――ユーモアと遊びをすることは、人間らしさの信条であり、また、他の種の行動のなかに「遊ぶ」様を認めることができる存在でもある
    10. 自分の環境の管理――人間は自分の存在を保障してくれる環境が必要であり、また、個の保全という権利をもつ存在ということについての合意 がある

【図】財・ケイパビリティ・機能の関係(神島裕子、 57ページより)

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