は じめによんでください

CO*-DESIGN BOOK #01

CO-DESIGN TERMINOLOGYs

池田光穂

072■  デジタルヒューマニティーズ(digital humanities, humanities computing)

デ ジタルヒューマニティーズ(digital humanities, humanities computing)とは、人文学(古くは自由七科による教養科目)とICT(情報通信技術)との学際融合領域、ないしはその「対話」のことである。言い 方を変えると、デジタルヒューマニティーズ(デジタル・ヒューマニティーズ)とは、 ICTを通しての人文学の刷新(イノベーション)のことであり、また、技術偏重に傾いたICTを人間化(ヒューマナイズ)するプロジェクトのことで ある(→「デジタル・ヒューマニティーズ」)

Digital humanities (DH) is an area of scholarly activity at the intersection of computing or digital technologies and the disciplines of the humanities.[1][2] It can be defined as new ways of doing scholarship that involve collaborative, transdisciplinary, and computationally engaged research, teaching, and publishing.[3] It brings digital tools and methods to the study of the humanities with the recognition that the printed word is no longer the main medium for knowledge production and distribution.[3] - digital humanities

073■  ビブリオ・テック BiblioTech

1. テキサス州ベクサーにある紙のメディアが一切ない図書館(http://bexarbibliotech.org/)の名前(2013年開館)ウィキの解 説《https://en.wikipedia.org/wiki/BiblioTech_(Bexar_County)》、 2.法律学者ジョン・ポールフリーがハーバード・ロー・スクールの図書館長になったことが契機になって書かれた未来の図書館に冠する書籍の書名。なお、 ジョン・ポールフリーはアメリカ公共デジタルライブラリー(DPLA)の設立委員長でもあ る。 ベーシックブッ クス刊、2013年刊行。

●John Palfrey on BiblioTech: Why Libraries Matter More Than Ever In An Age of Google : The Berkman Klein Center for Internet & Society

● 講演の冒頭で、Oliver Wendell Holmes Jr.の書斎/ライブラリーの写真が登場する。

074■  マーシャル・マクルーハン(Herbert Marshall McLuhan, 1911-1980)

カ ナダの英文学者、メディア論者:マーシャル・マクルーハン(Herbert Marshall McLuhan, 1911-1980)を参照。

075■  アート・アンサンブル・オブ・アンソロポロジーThe Art Ensemble of Anthropology Project by Prof. Mitzub'xi Quq Ch'ij, CSCD, Osaka University)

デ ジタル・クラウドを使った池田光穂による芸術人類学プロジェクト:アート・アンサンブル・オブ・アンソロポロジー:でリン クする!

076■  アドワーズ戦略(AdWords Strategy)

ア ドワーズ(AdWords)とは、Google社がつくった造語で、正式には「グーグル・アド ワーズ(Google AdWords)」という。私たちが、商用ポータルサイトつまりアマゾンや楽天の通販サイトなどをくり返し訪問すると、自 分の欲しい/欲しがっている商品が《あなたへのオススメ》という形で適確に上位に登場している実感がわくはずである。その理由は、特定のユーザーがグーグ ル検索すると、ユーザーがアクセスした情報を蓄積しておき、本人が望んでいる情報を最適化して提示するような仕組みになっている(=グーグルはそれをポートフォリオ戦略のひとつである「自動入札戦略」 と称している)。教室でみんなが持ち込んだノートPCで簡単な用語で各自検索すると、その登場順が各人で異なるのはそういう理由からである。それをイン ターネットを介した双方向のコミュニケーション技術を、広告提示に応用したのがグーグル・アド ワーズである。グーグルは、さまざまな商用ポータルサイトを利用する顧客に対して、その検索情報を提供して、商用サイトはその最適化技術を使っ て、客を購買行動に誘う。大概のユーザーはログイン情報を登録してあるので、第三者には配信しないことを条件にしてその際に個人情報を利用して、広告もカ スタマイズして提示することは了承済であるという規約にもとづいて広告が提示されるために、ユーザーがそれを嫌がる場合は、自らがログアウト(=オプト・アウト)しないかぎりは魅力ある(あるいはすでに購入したはずの関連の)広告 が提示されるようになっている。

グー グルは、そのクリックの数に応じて(従量制)広告主から課金する。ユーザーがクリックしなければ広告主はグーグルには支払わなくてもいい(=課金されな い)ので、広告主にも不要な広告料を支払っているという認識は生じ難い。また、新規広告主は、広告のグレードに応じて、より不特定多数のユーザーに広告を 打つことも可能である。ユーザー(と広告主)にとっては魅力的であると同時に、悩ましいものであるが、広告も立派な情報なので、対価を伴うシステムとして は、従来の不特定多数に効力もわからず広告を打つよりもきわめて合理的である。

こ のアドワーズ(AdWords)を、インターネットにおける情報提示の戦略として位置づけたのがアドワーズ戦略(AdWords Strategy)である。たとえば、大学における学生の履修方法も、従来は時間割と履修規定にあわせたものをユーザー自身がやりくりしてなんとか創りだ すものであった。大学の初学生はそれが分からないために、大学は履修指導の教員やTAを動員してそれに対処してきたが、彼らの経験知のレベルと質もまちま ちであるし、学生の個性もあいまって、経験的な泥縄でおこなわれてきたのが現状である。学生の学習への取り組みや自分自身のキャリアデザインをICT技術 によりサポートしてあげ、それをもとに学生に対して最適化した時間割とシラバス閲覧と選択をさせることができれば、それほど相応しいことはないだろう。わ が大学には、それに対応することができる教員がたくさんいるはずなのに、全く履修サービスの提供に、彼/彼女らの優秀な能力が活かされていないのは、残念 至極である。

◎ 「デジタル・ヒューマニティズからスマート・キャン パスへ!

077■  国連開発計画「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と大学について

大学も持続可能な開発が必要です!

078■  大学院教育をはじめとする高等教育のデトロイト化(マーク・テイラー)

コ ロンビア大学のマーク・テイラーはNew York Times, April 26, 2009 に「僕たちが知っているような大学をぶっ壊しな(End the University as We Know It)」というエッセーを寄稿し、「大学院教育は「高等教育のデトロイト」と化している」と酷評し た。米国の大学院プログラムは、マーケットが存在しない商品をつくり、需要がなくなりつつある技能を育成している。にもかかわらず学費は高くなる一方とい うわけだ。

マーク・テイラー先生(Mark C. Taylor)のウェブサイト

Re-Imagining the Academy: Mark C. Taylor (YouTube)

079■  コラボ学習(Collaborative learning)あるいは共同学習

コ ラボ学習とは、1人で勉強するのではなく、2人以上の人たちが共同して学ぶ状況=現場のことを言う。これは、単なるグループ学習よりも、より広い状況で生 じる現象である。

新しいコラボレーション(サイト内リンク)

080■  古典的学習(Classical learnig)

知 識の習得を学習そのもののと理解するの が、古典的学習の定義である。古典的学習の類義は、系統学習、受動的学習、放送局型の学習などという類似語がある(→出典「古典的学習とは?」)。

081■  ジャスト=イン=タイム製造(Just-in-time manufacturing)Just-In-Time (JIT)

ジャ スト=イン=タイム製造(生産)すなわちJITとは、トヨタ自動車の生産方式(Toyota Production System, TPS)で、カンバン方式とも呼ばれる、生産過程における行程時間の圧縮して、供給者から消費者への最適化を図る方式のことである。トヨタ自工が言う「必 要な物を、必要な時に、必要な量だけ生産する」という標語は、《生産過程における行程時間の圧縮》というJITの最も重要で本質的なことを忘却ないしはカ モフラージュする言葉で適切なものとは言えない。

ウィ キペディアの説明(Just-in-time manufacturing)でもっとも重要な解説は、Evolution in Japanよりも、その後の、Migration to the West であろう。

カ ンバン方式→ジャスト・イン・タイムについて(ムダを徹底的に排除するという思想):トヨタのウェブサイトより

概 念図のなかの「仕掛けかんばん」と「引取りかんばん」が交差する場面が2つのシステムの結合を表現している。

082■  ソクラテス 2.0

SOCRATES 2.0: Bridging the gap between researchers and social media data through natural language interactions, by Dongho Choi, Ziad Matni, Chirag Shah, In "Proceedings of the Association for Information Science and Technology," 2015

083■  深い質問(depper Questioning, deep question, deep questioning, )

「深 い質問」とは、回答するために自分も深く考える必要のある質問のことである。ただ単純に、複雑な質問や、複雑な答えを要求する質問のことではない。この場 合の「深さ」の隠喩は、質問の掘り下げ方により、さまざまな階層――地層を想像したまえ――のレベルで出てくる新たな問題だけでなく、地表の事物の関連と は異なった、事物の関連性を考察するための素材の発見があり、それが、回答への多元性、多角性の要求をするものである。深い質問の効用は、その分野で、深 い思考ができるという曖昧なものだけでなく、深い質問と深い学習を経験したものは、通常の数学の成績も向上することがわかった。

084■  大学のオープン化

タ プスコットとウィリアムズ『マクロウィキノミクス』(2010=2013)によると、次の3つ段階がみとめられる(2013:238-246)。

1. 教材を交換する

2. 教材を共同で開発する

3. コラボ学習を組み合わせる

085■  C4植物(しーふぉー・しょくぶつ)

「C4 型光合成(C4がたこうごうせい)とは、光合成の過程で一般のCO2還元回路であるカルビン・ベンソン回路の他にCO2濃縮のためのC4経路を持つ光合成 の一形態…。C4経路には大きく分けて3種類あり、これらのうちどの経路が主なCO2濃縮機構であるかによって、C4植物は3つのサブタイプに分類され る。… C3植物はRubisCOを用いてCO2を固定するのに対し、C4植物はPEPCを用いる。このことは光呼吸の面からは有利に働く。通常、C3植物の CO2補償点は40〜100 ppmであるが、これは高温になると上昇し、大気中のCO2濃度(350 ppm)に近づく。そのため、成長速度が制限される可能性が高くなる。一方、C4植物ではCO2補償点は2〜5 ppmと低い。また、C4植物はC3植物に比べ水分使用率(光合成に利用する水と蒸散で失う水の比)が高い。これは半乾燥状態での生育が可能である事を意 味する。さらに、C4植物はC3植物に比べ、窒素利用効率が高い」「C4型光合成」 ウィキペディア)

C4 植物のように高熱と強い日照でも強く育つ代謝経路をもつというのは人間がつくったターボチャージャーのアイディアの1万倍ぐらいの知恵が必要なるだろう。 人間はもっと謙虚にならなければならない。

086■  バイオ・ミメシス

"There are hundreds of definitions, but we could define Biomimesis as the study of the structure and function of biological systems as models for the design and engineering of materials and machines. (Wikipedia) or as the attempt to learn from nature; it deals with the development of innovations on the basis of investigation of natural, evolutionarily optimized biological structures, functions, processes, and systems. (Potencials and Trends in Biomimetics; A. Gleich, C. Pade, U. Petschow, E. Pissarkoi)" - What is Biomimesis?, Biomimetic summit

Sprio S., Ruffini A, Valentini F, D'Alessandro T, Sandri M, Panseri S, Tampieri A., Biomimesis and biomorphic transformations: new concepts applied to bone regeneration. https://doi.org/10.1016/j.jbiotec.2011.07.034

087■  バイオ・インスピレーション

"Bioinspiration is the development of novel materials, devices, and structures inspired by biological evolution and refinement which has occurred over millions of years. Bioinspiration aims to replicate key design principles and features in order to enhance the synthetic design. Bioinspiration differs from biomimicry in that the latter aims to precisely replicate the designs of biological materials." - Bioinspiration, by Wiki

088■  バイオ・インフォマティクス

 "Bioinformatics /ˌbaɪ.oʊˌɪnfərˈmætɪks/  is an interdisciplinary field that develops methods and software tools for understanding biological data. As an interdisciplinary field of science, bioinformatics combines Computer Science, Biology, Mathematics, and Engineering to analyze and interpret biological data. Bioinformatics has been used for in silico analyses of biological queries using mathematical and statistical techniques." - Bioinformatics, by Wiki

089■  ディープラーニング(Deep learning

"Deep learning (also known as deep structured learning, hierarchical learning or deep machine learning) is the study of artificial neural networks and related machine learning algorithms that contain more than one hidden layer," BY DEEP LEARNIG by Wiki

な おこの記事にはコメンタリーが"This article may contain an excessive amount of intricate detail that may only interest a specific audience"とある。人間のラーニングは機械のラーニングのようにはどうも「公平無私」ではないようだ!(半分、ジョーク)

ディー プラーニングへの「人間の理解」のキモは、ニューラルネットワークにおける、パーセプトロンの働きである:「ニューラルネットワークにおいて重要なのは、この パーセプトロンが大量に取り付けられ、優先度設定が使えば使うほどより正確に洗練されていく、ネットワーク化された装置と言う部分なのです」(Stone Washer's Journal, http://stonewashersjournal.com/2015/03/05/deeplearning1/2/

ディープラーニングにおける哺乳動物のカテゴリー分けのシミュ レーション

作 図は、3つの入力だが、4つの入力からなるパーセプトロンを考えてみる。「恒温の有無」「肺呼吸の有無」「胎生の有無」「足の有無」の弁別を考えてみ る。通常の哺乳類はすべてを満たすので4点。しかし、鯨は、このパーセプトロンは足がないと判断してしまうので、3点となる。鳥もまた胎生の有無で3点と なる。この判断の誤りを是正するためには、点数の重みづけを変えてみればよい。恒温3点、肺呼吸1点、胎生3点、足1点とする。5点以上で、哺乳類とする と、この得点配分だと、鯨は6点となり、めでたく哺乳類入りする。ただし、この一次のパーセプトロンを、多数繋げ、優先度の配分を使えば使うほどあげてい くとすると、よりニューラルネットワークに近いものができ、学習も可能になると考えるのが、人工知能におけるディープラーニングの考え方の基本である。 (Stone Washer's Journal, http://stonewashersjournal.com/2015/03/05/deeplearning1/2/

意味論 ネットワーク

090■  人工生命(Artificial life

些 か脱力系の日本語ウィキの解説「(1)人工生命(じんこうせいめい)は、人間 によって設計、作製された生命。(2)生化学やコンピュータ上のモデルやロボットを使って、生命をシミュレーションすることで、生命に関するシステム(生 命プロセスと進化)を研究する分野である。「人工生命」は1986年にアメリカの理論的生物学者、クリストファー・ラングトンによって命名された。人工生 命は生物学的現象を「再現」しようと試みる点で生物学を補うものである。また、人工生命(Artificial Life)を ALife と呼ぶことがある。手段によってそれぞれ、「ソフトALife」(コンピュータ上のソフトウェア)、「ハードALife」(ロボット)、「ウェット ALife」(生化学)と呼ばれる」日本語ウィキ。※番号は池田が振った)

こ の解説がウンコな理由は、人工生命は本当は第二の研究領域のことをさすのに、最初の定義で、その実体があるかのような幻惑を与えているからである。これ は、人型ロボットをロボットと思い込む日本の科学者が、技術者たちの言葉の正しい意味での「人間に奉仕する機械」としてのロボットをきちんと使っているこ とを無視して、非専門家にロボットの誤ったイメージを与えているからである。人間と機械、人間と動物をきちんと峻別してきた欧米人――アニメを愛さないア ルカイック=古典人になったが――が、AIが人間を凌駕するシンギュラリティを「思想」や「理論上の仮想のポイント」として理解できないのと同じ理由であ る。英語のウィキをみてみよう。上掲の(2)の意味でしか使っていないことがよくわかる。

"Artificial life (often abbreviated ALife or A-Life) is a field of study wherein researchers examine systems related to natural life, its processes, and its evolution, through the use of simulations with computer models, robotics, and biochemistry." -(Artificial life

こ の理由は何か?修辞学に明るい日本の君たちには明確なはずだ。人工生命はとは、撞着語法であるからだ。すなわち、西欧の古典的な思想では人工=生命という のは形容矛盾で、それは、生命とは異なるオートマータ(オートマトン)として理解されてきた。もちろんサイバネティクスの隆盛をみるまでもなく、生命工学 の著しい進歩は、生命現象を機械としてみることから大革命を迎えたことは記憶に新しい。

こ の用語は、1986年にクリストファー・ラングトンによって創案された。

" The discipline was named by Christopher Langton, an American theoretical biologist, in 1986.There are three main kinds of alife, named for their approaches: soft,from software; hard, from hardware; and wet, from biochemistry. Artificial life researchers study traditional biology by trying to recreate aspects of biological phenomena."-(Artificial life

The MIT Encyclopedia of the Cognitive Sciences, The MIT Press, p.37. ISBN 978-0-262-73144-7

091■  プラットフォーム:オペレーティングシステム (OS) やハードウェアという基礎部分を、プラットフォームという。

092■  AI(ぢんこう・ちのう)(じんこう・ちのう) → 「人工知能

人工知能とは、人間の知性・知能を計算機によって作り出すこと、作り出された〈実体〉、あるいは、 このことに関 する学問分野や実践、さらには欲望などを指す複雑な言 葉である。

093■  クラウド・コンピューティング

ク ラウドコンピューティングとは、ネットワーク、サーバ、ストレージ、アプリケーション、サービスなどの構成可能なコンピューティングリソースの共用プール に対して、便利かつオンデマンドにアクセスでき、最小の管理労力またはサービスプロバイダ間の相互動作によって迅速に提供され利用できるという、モデルの ひとつである。このクラウドモデルは可用性を促進し、5つの基本特性と、3つのサービスモデルと、4つの配置モデルによって構成される」翻 訳はウィキ(日語)による)- NIST Cloud Computing Program - NCCP

Cloud computing is a model for enabling convenient, on-demand network access to a shared pool of configurable computing resources (e.g., networks, servers, storage, applications, and services) that can be rapidly provisioned and released with minimal management effort or service provider interaction. - NIST Cloud Computing Program - NCCP

"Cloud computing is a new form of Internet-based computing that provides shared computer processing resources and data to computers and other devices on demand. It is a model for enabling ubiquitous, on-demand access to a shared pool of configurable computing resources (e.g., computer networks, servers, storage, applications and services), which can be rapidly provisioned and released with minimal management effort. - Cloud computing, by Wiki

[1]Hassan, Qusay (2011). "Demystifying Cloud Computing" (PDF). The Journal of Defense Software Engineering. CrossTalk. 2011 (Jan/Feb): 16–21. [2]Peter Mell and Timothy Grance (September 2011). The NIST Definition of Cloud Computing (Technical report). National Institute of Standards and Technology: U.S. Department of Commerce. doi:10.6028/NIST.SP.800-145. Special publication 800-145.

ク ラウド・コンピュティングの反対語は:on-premises。言い方を変えると、クラウドとは「出来合い系のサーバ群」だということができる(→「クラウド・コンピューティングの9つのイメージ」)。

Source: https://en.wikipedia.org/wiki/Cloud_computing

オ ン・プレミシズ(on premises)あるいはオ ン・プレミシズ・ソフトウェア(On-premises software)とは、リモートやクラウドを利用せずに、組織や個人が単体で回しているコンピュータのことである。その単体がインターネットで繋がれ ば、いかなる強固なファイアーウォールを構築してもなお、実質的にそのマシンは(部分的であれ/全体であれ)他のユーザーからみれば、オフ・プレミシズ (off-premises)状態になっている。なおプレミス(premise)とは哲学や論理学での「前提」という意味である。

"On-premises software (sometimes abbreviated as "on-prem") is installed and runs on computers on the premises (in the building) of the person or organization using the software, rather than at a remote facility such as a server farm or cloud. On-premises software is sometimes referred to as “shrinkwrap” software, and off-premises software is commonly called “software as a service” ("SaaS") or “cloud computing.”" - On-premises software

094■  デジタル・モデリング/デジタル・ファブリケーション Digital modeling and fabrication

"Digital modeling and fabrication is a design and production process that combines 3D modeling or computing-aided design (CAD) with additive and subtractive manufacturing. Additive manufacturing is also known as 3D printing, while subtractive manufacturing may also be referred to as machining," - Digital modeling and fabrication, by Wiki

095■  フィンテック financial technology, FinTech, or Fin Tech

"Financial technology (FinTech or fintech) is the new technology and innovation that aims to compete with traditional financial methods in the delivery of financial services. The use of smartphones for mobile banking and investing services are examples of technologies aiming to make financial services more accessible to the general public. Financial technology companies consist of both startups and established financial and technology companies trying to replace or enhance the usage of financial services existing financial companies." - Financial technology, by Wiki

#126 からの再掲:「フィ ンテック(FinTech)と呼ぶ。Finance(金融)とTechnology(技術=テクノロジー)を組み合わせたことばである。もともと金融と ICTの関係は、金融工学を含めて深い関係にあったが、それをIoT等が、さらに加速するという意味で、人口に膾炙することになった。経済特区や地域振興 のために、これを活かそういう動きがあるが、仮想通貨をふくめて、これらはコンピュータ端末や大規模なサーバーなどのクラウド・コンピューティングを駆使 しているので、場所の制約はそれほど受けないこと、大規模な単純労働力を必要としないことをよく理解しておく必要がある。」

096■  ウィキノミクス5原則

ウィ キノミクス(Wikinomics.com)5原則と は、1)オープン、2)コラボレーション、3)共有、4)倫 理、5)相互依存タプスコットウィリアムズ 2013:Chap.01, 437)。

097■  チームワーク On team work

文 字どおり、チームで動くこと。ただし、高度汎用力の実装におけるチームワークは、通常言われているようなスポーツや工場のような規格化された動きを管理す るコーチング手法とは異なる何かが要求されることは言うまでもない。

「現 代の軍事社会学者によると、個人は自分を社会のある社会階級の一員としてみるよりも特定の技能集団の一員としてみており、自分の仕事に対する技術面での誇 りが基本的な仕事の動機になっているという。よく統制がとれ、技術的に効率の高い部隊では、チームワーク精神という強力なイデオロギーが存在し、これが、 技術に対する現代の畏怖と合わさって、指揮・管制の伝統的な技法にとってかわるか、少なくともそれを補うことになっている。」(p.19)【出典】メア リー・カルドー『バロック的兵器廠』(邦訳:兵器と文明)、1986/Kaldor,Mary.,"The baroque Arsenal",Marsh and Sheil,1981

098■  チームワークからネットワークへ From team-work to Net-works

「高 校生天体観測ネットワーク(Astro-HS)は、以下のような活動を通して高校生の天文活動を支援しています。1)【天文現象の観測】年度ごとに観測 テーマを決め、観測ガイドの発行などを通して参加グループの観測の支援を行っています。2)【観測データの交換】全国に張り巡らされたネットワークによる 観測で得られたデータを参加グループに提供し、独自の研究の支援を行っています。3)【参加グループの交流】メーリングリストの運営に加えて、日本天文学 会ジュニアセッションに合わせて全国フォーラムを企画し、参加グループ同士の意見交換や交流などを行える場を設けています。」Astro-HSの活動より

099■  ネット・ブロガーのパワー

団 藤保晴さんというネットブロガーはなかなかイケてます〜♪:《インターネットで読み解く》 重要と思われる記事をピックアップしましょう。授業のディスカッションの教材になります。

100■  インタラクティブなゲーム感覚

「イ ンタラクティブなゲームという形式は、好奇心、学習、想像、新しい発想を促す」(タプスコット&ウィリアムズ 2013:150)――タプスコット、ドンとアンソニー・ウィリアムズ(2013)『マクロウィキノミクス:フラット化・オープン化・ネットワーク化する 社会をいかに生きるか』夏目大訳,東京:ディスカヴァー・トゥエンティワン(→協 働術A2017

101■  プロシューマ(prosumer)

し ばしばコンシューマー(消費者)からプロシューマへというスローガンで語られる。ウィキペディア(日本語)によると「生産消費者 (せいさんしょうひしゃ、prosumer) もしくは生産=消費者、プロシューマーとは、未来学者アルビン・トフラーが1980年に発表した著書『第三の波』の中で示した概念で、生産者 (producer) と消費者 (consumer) とを組み合わせた造語」といわれる。

プ ロデューサー(生産者)が、その生産物/製造物の質をあげるためには、コンシューマーの視点が必要であるが、その視点をさらに洗練されていくためには、コ ンシューマーも仮想でもいいので、プロデューサーの視点をもつことが重要だ。だとしたら、持続可能性 開発の緒ゴール(SDGs)の理念が重要だとすれば、製品のあらゆる利用者はプロシューマであるべきであり、実際にそのように振る舞うことが起 こっているということが現実なのである。

102■  ユビキタス専門知

特 別な自覚的な学習をしなくてもえられる専門知のこと。子供が大人になっていく過程で大人が自然に身に付けているような特別な知。――参照文献:『我々みん なが科学の専門家なのか? 』 ハリー・コリンズ著 ; 鈴木俊洋訳,法政大学出版局 , 2017.4. - (叢書・ウニベルシタス ; 1055)

103■  スペシャリスト専門知

大 学の多くのスタッフが自分だけは具有していると信じている「専門知」をこのように呼ぶ。なおこの解説は皮肉である。――文献:コリンズ(2017:85)

104■  メタ専門知

言 わば、専門家を選ぶための知識のように、その専門領域についての知識に精通していなくても、その専門家を観察し、いくつかのインタビューをするだけで、そ の人の資質を見抜けるような知である。実践知に近い。――文献:コリンズ(2017:99)

105■  セカンド・マシン・エイジ(the second machine age)

Andrew McAfeeとErik Brynjolfssonの共著によるデジタル経済についての新しい本、The Second Machine Age: Work, Progress and Prosperity In a Time of Brilliant Technologies のなかで紹介されている、インタネットテクノロジーの新しい進歩についての提言のこと。とりわけ、彼らはそのような革新/刷新を「第二の産業革命」とまで 呼ぶ――耳タコでいったいこれまで何度も聞かされてきたクリーシェなのだが。

重 要なポイントは、機械やネットの刷新によって、我々の世界が根本的変わってしまったのだというよりも、機械と人間のハイブリッド、サイボーグ化により、人 間が機械をつかって革命をおこした(=産業革命)ことでもなく、また、人間が機械に使われて怒った人間が機械をぶち壊したこと(=ラッダイト運動)でもな く、人間と機械がある意味、調和的に共存しつつ――ようやく人間が機械をまともに使えるようになった――人間と機械の共進化がようやく始まるような共通の プラットフォームができたということだろう。

彼 らは、タプスコットとウィリアムズの『マクロウィキノミクス』のように、現 在の社会の変貌を予言し、また、それを推し進めるよう提言している(→マカフィーとブリョンソン「政策提言」『セカンド・マシン・エイ ジ』)。

106■  ヴィタエ・サービス(Vitae at University campus)

ヴィ タエ・サービス(Vitae at University campus)とは、大学がおこなう、博士号取得のためのさまざまな学術支援(アカデミック・キャリアー)の窓口のことである。ヴィタエ(vitae)と は、人生や生活のラテン語[単数形(属格、与格)/複数形(主格、呼格)]である。ラテン語でも英語でも履歴書のことをクリクム・ヴィタエ (curricum vitae)と呼ぶが、そのような大学における学位が学者の人生にとって重要なであることを意味している。

ヴィ タエで、もっとも有名なのは、the Career Development Organisation, CRAC が運営している同名のサイトである。この組織は英国を中心とした大学のコンソーシアム的な組織である(About us, CRAC

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https://en.wiktionary.org/wiki/vita#Latin

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107■  景観権(The right to a view)

景 観の権利概念をめぐる動きについて考える時、僕たちは時空間の異なる3つの位相について考える必要がある。それは(i)17世紀初頭の英国、(ii) 1970年代の米国、そして(iii)21世紀以降の日本である。

”It is a long established principle in English Law, first recorded in 1610, that a land owner can not protect the view that he has from that land; the rationale is that it would unduly limit the freedom to build on one's own land and thereby hinder beneficial development. However this basic premise, under specific circumstances, has been successfully challenged in the Court of Appeal.” -The right to a view, https://www.wrighthassall.co.uk/knowledge/legal-articles/2010/04/10/right-view/

景 観権とは、自然・歴史・文化的な景観を人々が享受する権利のことである。景観権は、眺望権(the right to a view)から出発した、今日で言われるところの米国で1970年以降に膾炙した環境権(a human right to a decent and healthy environment)のひとつとして考えられる。

日 本では、景観法(2004 年12月施行)で、居住者が景観からの恩恵を受ける利益を、景観利益(Landscape profits)とみなしている。

良好な景観は、美しく風格のある国土の形成と潤いのある豊かな生活環境の創造に不可欠なもので あることにかんがみ、国民共通の資産として、現在及び将来の国民がその恵沢を享受できるよう、その整備及び保全が図られなけ ればならない」景観法第二条

景 観利益(Landscape as an Interest)は、谷口聡(2014:34)によれば、私法上の保護法益の概念として位置づけている。また谷口は、景観を享受する利益を景観権と景観 利益というふうに区別せずに指摘している。

※ 谷口聡(2014)「判例における「景観利益」概念の確立:私法上の法益としての景観について」『地域政策研究』(高崎経済大学地域政策学会)16 (4):33-50.

108■  TLO(技術移転機関)

TLO とは、Technology Licensing Organization(技術移転機関)のアクロニムです。

経 産省の以下のページを参照してください。日本のTLO法(大学等における技術に関する研 究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律,法律第52号)は1998(平成10)年5月に制定、8月より施行されています。

http://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/tlo.html

109■  スピルオーバー効果(spill-over effect)

狭 義には、公共サービスからえられる公衆への利益や便益が、それをサービス供給している自治体の行政区域をこえて,費用負担していないほかの行政区域にまで 拡散すること。いわば「コモンズの悲劇」の逆のヴァージョンである。しかし、それを学問の世界にあてはめてみると、あるマイナーな研究領域が細々と続いて いたが、それに近い分野でノーベル賞の受賞があったり、国際的に評価を受けることで、その分野の研究に注目があたり、科学研究費補助金などの次年度で時限 付き科目になったり、またマスコミの取材をうけたり、関連する企業から共同開発のオファーがくることがある。これもある意味で、スピルオーバー効果であ る。

110■  Voyant tools

Voyant-tools.org が提供している、テキストコーパスの分析ツール。日本人の研究者、小風尚樹(Naoki Kokaze), 佐藤正尚(Masanao Sato), 杉浦清人(Kiyoto Sugiura), 鈴木親彦(Chikahiko Suzuki), 王一凡(Yifan Wang), and 永崎研宣(Kiyonori Nagasaki)たちが開発したオンライン上のフリーソフト。

https://voyant-tools.org/

111■  「ノーベル賞受賞者のところでポスドクをしてはいけない」という米国の諺について

「米 国ではノーベル賞受賞者のところでポスドクするなという謂がある。日本の文科省や学振はノーベル賞受賞者に金ばら撒いて招致し、日本の若い研究者やポスド クにAKB48の握手会のように接触させようとする。どちらがワイズか皆さんはお判りでしょう」――垂水源之介氏のFB発言より

そ の理由は、スーパスターの研究者の元で働いても、研究成果搾取されるだけで、自分が筆頭著者になるチャンスはにほんとても少なくなるだろうという含意があ る(齋藤と牧 2017:49)。

  齋藤裕美・牧兼充「スター・サイエンティストが拓く日本のイノベーション」『一橋ビジネスレビュー』65(1):42-55, 2017.

112■  暗黙知(Tacit Knowledge)

暗黙知(tacit knowledge)とは次のような知識(form of knowledge)のことである。経験にもとづく身体上あるいは勘のような感覚上の知識であり、言語的表現ができないものをさす。

113■  エスノグラフィー(ethnography)

エ スノグラフィーとは、フィールドワークと いう経験的調査手法を通して、人々の社会生活について具体的 に書かれた、対象となる個人や集団の〈ある情報〉を知るために、体系的体裁の中にまとめられた記述や、その認識論のことである。(→「民族誌:ethnography,みんぞくし,エスノグラフィー」)

114■  デザイン科学(science of design)

ハー バート・サイモン(Herbert Alexander Simon, 1916-2001)による提唱:デザイン科学とは「デザインの過程に関する一つの学問であり、しっかりとし た知的裏付けがあり、分析的で、部分的に形式化可能かつ部分的に経験的である、教授可能な分野」のことである(Simon 1969[1973])[→出典:「デザイン思考」]

出 典:https://en.wikipedia.org/wiki/Herbert_A._Simon

115■  デルフト・デザイン・ガイドにあるデザイン思考 →「コミュニ ケーションデザイン入門」を見よ

116■  d. School

Stanford d. Schoolは、通常「でぃー・すくー る」と呼ばれる米国のスタンフォード大学にある大学院教育プログラムである。

小 文字で d. School(ディ・ドット・スクール)と書くのは、大文字のB. School がビジネススクールつまり経営大学院(3年の修士課程に相当しMBA, Master of Business Administrationを取得する)を差すのに対抗して、小文字でd. School(ディ・スクール)と奇を衒ってつけたものである。2005年に創設された。2000年に、IDEOの創設者であるDavid Kelly がこの学校の設立準備のために退いた(代わりにIDEOのCEOに就任したのがTim Brown である)。およそまるまる5年をかけて、d. Schoolが出来上がったというわけである。

デ イヴィッド・ケリーもティム・ブラウンも、ちょい悪親父風のおしゃれな爺さんである(上掲リンクを参照)。ちなみに、デイヴィッド・ケリーは2007年に がんの宣告を受けましたが、複数の治療を受け現在、ガンサバイバーとして活躍中です。

117■  dHealth

dHealth (ディ・ヘルス)あるいはd.Health (ディ・ドット・ヘルス)とは、digital-health(デジタル・ヘルス) つまりディジタル通信技術、あるいは情報コミュニケーション技術(ICT)のインパクトを受けて、疾病対策、疾病予防、健康管理、健康増進にデジタル技術 を使っていこうとする動きである。もともと、医療機器は、単独の大型の治療・診断機械でスタンドアローンの機械の性格が強かったが、ICT技術の革新(イ ノベーション)により、当事者への健康管理やモニターとして、また気軽な相談のためのコミュニケーションツールであることが明らかになっている。

ち なみに、アメリカ合衆国のディ・ヘルス・サミット2017のメインテーマは「老化するアメリカ人」である。http://www.dhealthsummit.org/

118■  サービス産業(survice industry)

サービス産業としてのコミュニケーションデザイン」を参照

119■  利用可能カスケード(Availability cascade

利 用可能カスケード(Availability cascade)とは、ある種の集合的信念が自己増殖、肥大化するプロセス。キャス・サスティーンとチムール・クランが提唱した議論。

"An availability cascade is a self-reinforcing cycle that explains the development of certain kinds of collective beliefs. A novel idea or insight, usually one that seems to explain a complex process in a simple or straightforward manner, gains rapid currency in the popular discourse by its very simplicity and by its apparent insightfulness. Its rising popularity triggers a chain reaction within the social network: individuals adopt the new insight because other people within the network have adopted it, and on its face it seems plausible. The reason for this increased use and popularity of the new idea involves both the availability of the previously obscure term or idea, and the need of individuals using the term or idea to appear to be current with the stated beliefs and ideas of others, regardless of whether they in fact fully believe in the idea that they are expressing. Their need for social acceptance, and the apparent sophistication of the new insight, overwhelm their critical thinking." - Availability cascade

120■  オープンソース

オー プンソース (open source) とはソースコードを公開することが、一番最初の意味。オープン・ソース・モデルとは、オープンな協働を推奨する脱中心化された開発モデルのことである。

The open-source model is a decentralized development model that encourages open collaboration - Open-source model

121■  E-government

"E-government (short for electronic government) is the use of electronic communications devices, computers and the Internet to provide public services to citizens and other persons in a country or region. According to Jeong, 2007 the term consists of the digital interactions between a citizen and his or her government (C2G), between governments and other government agencies (G2G), between government and citizens (G2C), between government and employees (G2E), and between government and businesses/commerces (G2B). E-government delivery models can be broken down into the following categories:[1] This interaction consists of citizens communicating with all levels of government (city, state/province, national, and international), facilitating citizen involvement in governance using information and communication technology (ICT) (such as computers and websites) and business process re-engineering (BPR)." - E-government

[1] Jeong Chun Hai @Ibrahim. (2007). Fundamental of Development Administration. Selangor: Scholar Press. ISBN 978-967-5-04508-0

122■  「サイバー攻撃は戦争犯罪にたりえる」――パトリック・リン(世界経済フォーラム・サイトより),2017年7月17日

Why cyberattacks could be war crimes. - by Patrick Lin, Director, Ethics and Emerging Sciences Group, California Polytechnic State University (Cal Poly)

123■  アイディアゴラ(Ideagora)

"The term "ideagora" is used to describe a type of online community known as a “marketplace for minds”. The word comes from “agora,” an ancient Greek marketplace or forum, with the addition of “idea” making it a marketplace or forum for ideas and innovation. The so-named ideagora is becoming increasingly important as businesses are beginning to use the scientists and problem-solvers on the Internet to find solutions to the problems they are facing." http://en.citizendium.org/wiki/Ideagora

124■  越境EC

越 境EC(えっきょうイーシー)とは、インターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引で、経済産業省が提唱しているビジネスモデル。ECは、電子取引 (electronic commerce)のこと。

電 子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました(経済産業省)

125■  経済産業省のジレンマ

「日 本の高度成長期が終わると、幅広い権限を保持する割に他の省庁に比して許認可行政や補助金行政ができないことから、この省では否応なしに単発の政策アイ ディアで勝負せざるを得なくなってきている」

出 典(https://goo.gl/ZCQVZJ

126■  FinTech

フィ ンテック(FinTech)と呼ぶ。Finance(金融)とTechnology(技術=テクノロジー)を組み合わせたことばである。もともと金融と ICTの関係は、金融工学を含めて深い関係にあったが、それをIoT等が、さらに加速するという意味で、人口に膾炙することになった。経済特区や地域振興 のために、これを活かそういう動きがあるが、仮想通貨をふくめて、これらはコンピュータ端末や大規模なサーバーなどのクラウド・コンピューティングを駆使 しているので、場所の制約はそれほど受けないこと、大規模な単純労働力を必要としないことをよく理解しておく必要がある。#095 にウィキからの英語の引用があるので、参照されたし!

127■  ロヒンギャ問題

ミャ ンマー(ビルマ)西南部でおこっているムスリムへの弾圧・難民化問題。130万人の人がいる。ロヒンギャは(ムスリム)1950年代以降に「民族」として のアイデンティティを持ち始めた、またビルマ政府も非仏教徒という扱いのなかで「少数民族」として位置づけられていったという。アウン・サン・スー・チー 政権がロヒンギャ問題を制御できないのは、国際政治学者の六辻彰二氏によると、1)民主政権に対する軍部の勢力の強さ、と2)仏教徒国民によるムスリム排 除やヘイト思想が背景にあると指摘している。


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