はじめによんでください

破壊的イノベーショ ンとはなにか?

What is Distruptive Innovation ( DI)?

池田光穂

このページは、玉田俊平太先生のご著作『日本のイノベーションのジレンマ : 破壊的イノベーターになるための7つのステップ』翔泳社 , 2015年の素読を通して、玉田先生の師匠であるクレイトン・クリステンセン師(現在、鬼籍)の威徳を偲び、大師匠の「破壊的イノベーション」の思想を、内破し、さらに、それを推し進めようとするposthumus 使徒たちのためのサイトである。

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パラグラフ
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1.大企業が圧倒的に有利な持続的イノ ベーション
(池田コメント→クレイトン・クリステンセンによるとイノベーションには「破壊的イノベーション」と「持続的イノベーション」に分けられるといいます)
・破壊的イノベーションは「破壊的技術」に支えられています
・大企業は安泰か?
・大企業が有利なのは、現在ある財・サービスをよりよくする競争では有利
大企業のタイプのようなイノベーションを持続的イノベーションと言います
・持続的イノベーションの2タイプ:1)漸進的なもの、2)ライバルを突き放す画期的なもの(e.g. AppleWatch

・既存顧客は性能の向上を重視する
・1)漸進的なもの、2)ライバルを突き放す画期的なものの実例(53ページ)
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【破壊的イノベーターの定義】 definition of disruptive innovator
破壊的イノベーターとは、破壊的イノベーションをおこす個人や集団、企業(団体)のことを意味する。イノベーションは、事後的な評価として現れないの で、破壊的イノベーターの認定も、事後的におこなわれている。
2.破壊的イノベーションの特徴とは
・1)性能は未知数だが、2)新しい客や性能重視しない客にアピールする、3)シンプルで使いやすい、4)安上がりな製品やサービス
・破壊的イノベーションは、既存製品の客は望まない、という性質が、破壊的イノベーションは価値がないと、既存企業は判断してしまう
・破壊的イノベーションの2タイプ:1)新市場型破壊、2)ローエンド破壊
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3.無消費をターゲットにする新市場型 破壊
・クリステンセンの格言:新規事業を考える時は無消費を標的にせよ!
・無消費とは、何ももっていない状態の顧客のこと
・教育では「受けたい時に受けたい場所で教育を消費できない人は、無消費の状況にいる」という(→「メディア授業の導入」)。
何も持っていない状態から持っている状態への変化は喜びが大きい
・ソニーのトランジスターラジオは破壊的イノベーション
・パーソナルコンピュータ
・パーソナルコンピュータ誕生史
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4.コンピューター・マニアの心を捉え たマイクロプロセッサー
・マイクロプロセッサーの初期の顧客たち
・マイコン設計、スティーブ・ウォズニアック、スティーブ・ジョブズ(→「わくわくする経 験とは」)
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5.パーソナル・コンピュータの原型、Apple II.

・1974年アップル1
・アップル1から2への飛躍的変化
・1977年アップル2
・ライバルのアルテア8800の性能がしょぼいかった(ライバルとの可視化が決め手に)
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6.キラーアプリの登場で単なるオモ チャが実用品に
・アップル2用のスプレッドシート、1979年のビジカルクの誕生(→オモチャが実用品に)
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7.持続的イノベーションの軌道に乗っ て主流市場へ
・パソコンは、新たな顧客市場をつくる(ビジネスとは異なる市場)つまり破壊的イノベーション
・処理速度の飛躍的向上
・パソコン用プログラム言語の発達
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8.過剰満足な状態の顧客をターゲット にするローエンド型破壊
・ローエンド型の破壊的イノベーションとは?(→クリステンセンは、これに「無消費」の市場に破壊的イノベーションは介入やすいという)
・既存の製品の向上があがりすぎて手に入れることができない顧客を標的とする。
・ティファールの電気ケトルは、そのローエンド型の典型
・ティファール型で十分なのに、高級電気ポットはバロック化をとげていた(→「な ぜシステムはバロック化をとげるか?」)
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9.探す、運ぶ、設置する機能を省いた イケアの組み立て家具
・既存の家具とイケアの組み立て家具
・配送はなく自分で持って帰り、自分で組み立てる。コストが削減、安いが品質がいい、デザインがいい(あるいはそのように製品化する)
・イケアは世界27カ国(現在はもっと多いかも?)350店舗(→422 店舗
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10.ひげそり・洗濯・ブローをやめた QBハウスのサービス
(応用問題→大学がキャンパスをすてて、インターネットだけで「営業」をはじめた時に、どのような形の大学に「大学は変貌する」か?)
・QBハウスの合理化
・駅構内に理髪店
・理容業業界に入らないので価格を安くできる
・市場参入と規制の問題
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11.既存企業が陥る「イノベーターの ジレンマ」
・破壊的市場が起こる環境のなかで既存企業が陥る「破壊的技術」に対する企業内文化がもつマイナスの価値と、顧客が要求する「破壊的技術」に対応するこ と、の2つの価値観の衝突が、「持続的イノベーターのジレンマ」である
・電話の特許(グラハム・ベル)を電報会社ウェスタン・ユニオンが買わなかったこと。
・電話技術の革新性に気づかず、最大の企業がリスクをとる必要性がないと考えたこと
・ウェスタンユニオンの反応は「極めて合理的」だった。
・【コメント】クレイトン・クリステンセン『イノベーターのジレンマ』のパワーショベル機の話がとてもためになる!!!
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12.到達距離が長く信頼性も極めて高 かった電信
・なぜ、ウェスタンユニオンは、電話の特許を買わなかったか?
・電報は信頼性が高かった。それに対して、電話はレベル的にはくらべものにならないぐらい不安定。
・ウェスタンユニオンはM&Aで成長しつづけ、巨大になる
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13.コミュニケーション手段としては 欠陥だらけの電話
・電話の発明は、1876年、グラハム・ベル(→「」)
・電話と電報の規模の違い、精度のちがい。
・すでに成功している企業は、顧客の要求を満たすために製品やサービスを改善し続ける。
・成功している大企業は、顧客が求めていないアイディアは切り捨てる(→持続的イノベーターのジレンマのひとつ)
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14.まずは、街頭の通話のデモで有用 性をアピール
・ベルとワトソンのデモンストレーション
・お試し商法やデモンストレーションのキャンペーン
・インベンションはその過程のなかでイノベーションに化ける(→「未来のイノベー ターになる人のために」)
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15.医師や薬局という新しい顧客から 次第に普及
・実演によりベルはようやく起業できるようになる。
・月額定額制の導入
・発明から3年後にホワイトハウスに導入されるようになる。
・ウェスタンユニオンはベルの電話の成功をみて、あわてて参入することになるが、成功せず
ウェスタンユニオンWestern Union)は現 在は、コミュニケーションの会社よりも世界における送金サービスの会社としてのほうが有名になる。

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1997-2099

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