権力について考える
Studing productive power
抑圧的権力の3社会要素
1)党の組織
2)警察国家
3)強制収容所
それらの3要素が目的とする5つの機能
a)危険な個人の排除
b)狂人の囲い込み
c)優生学的制御(→ビオポリチックにおける個体の管理)
d)人種政策
e)福祉国家的政策(→ビオポリチックにおける集団の管理)
生命に介入するテクノロジー行使によって実現させられる権力
I) 殺す権力と、生かすがままにしておく権力
II)生かす権力と、死ぬがままにさせておく権力
その背景にある理念
イ)社会の純粋性の実現
ロ)敵を抹殺しつづけること
文献
◆ 権力と言説
一方に権力の言説があり、それに対峙して、他方に権力に対抗するもうひとつの言説があるのではない。
言説は、力関係の場における戦術的な要素あるいは塊である。
同じ一つの戦略の内部で、相異なる、いや矛盾する言説すらあり得る。反対に、それらの言説は、相対立する戦略の間で姿を変えることなく循環することもあり得る。


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これらの言説に問いかけねばならぬのは、二つのレベルにおいてであり、それはこれらの言説の戦術的生産性(権力と知とのいかなる相互作用をそれは保証しているのか)と、その戦略的統合(いかなる局面、いかなる力関係が、その時生ずる様々な対決のかくかくの情景においてこれらの言説の使用を必要たらしめているのか)なのである。
M・フーコー(渡辺守章訳)『知への意志』新潮社、p.131、1986年
Mitzubishi Ikeda, 1998-2002
明治生命厚生事業財団に関する論文はこちらに移転しました