はじめによんでください

イノベーションに関 する4つの誤解

On Three misunderstandings of the "Innovation"

池田光穂


1.イノベーションはすごい! という誤解

2.イノベーションは人を幸せにする! という誤解

3.イノベーションは儲かる! という誤解

4.イノベーションは人為的におこせる という誤解

1. イノベーションはすごい! という誤解

全 てのイノベーションがすごいわけでなく、私たちは事後的に(post hoc)その後すごい変化があった技術的革命をイノベーションと呼んでいるに過ぎない(イノベーションという命名は歴史的に事後的におこなわれる)。ま た、これは、既存 の市場と価値をシステムを破壊し、会社や製品、関連物(製造会社)などを生み出してしまうタイプのイノベーションである「破壊的イノベーション」においても同じことである。(→これ は包括して「フランシス・ベーコン的『知は力』信仰からの脱却」テーゼ[※]と名付けることができる)

イ ノベーション支援はシーズ(種)を撒くことができるが、発芽は社会的コンテキスト(土壌)等で様々な展開を見せる。

科学のイノベーションはあらかじめ計画できるか?

2. イノベーションは人を幸せにする! という誤解

イ ノベーションは、結果的な革新なので、後の時代にとって、良いこともあり、悪いこともある。

原 子力爆弾の開発競争と、原子力の「平和」利用、「産業」利用は、事後的な転用に過ぎない。(これは今なお論争中の課題である)

3. イノベーションは儲かる! という誤解

個 々のイノベーションに対して、正確な費用便益分析(cost-benefit analysis)を行なった研究はない——あったとしても推計である。イノベーション投資に公式なし!

イ ノベーション・リスク(例:原発の廃炉コスト)というものがあるとすると、それは、事後的にやってくる。ただし、それをイノベーションで賄うことはリスク がデカ過ぎ!


Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099


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