CSCDスペシャル活動レポート

「おや」も「こ」も「おやこ」も、大歓迎!

子どもにまつわるカフェプログラム「子カフェ」

「おや」も「こ」も「おやこ」も、大歓迎!

CSCDでは、地域の方が参加できる様々なイベントを開催しています。今回は、子どもにまつわるカフェプログラム「子カフェ」の様子をちょこっとご紹介しましょう。

赤ちゃんから阪大?!

大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)が手掛ける「対話」プログラムの一つに、こどもにまつわるあれこれを語り合う「子カフェ」があります。例えば、「予防接種って本当に必要なの?」、あるいは「子供手当ては誰のもの?」やら「親のエゴってなんだ?」など...、答えがあるようでないかもしれない素朴な問いについて、手探りで子育てをする親や、親子の周辺にいる人たちが集って語り合う場です。小さい子連れでもOK(場合によっては託児付)なので、ご覧の通りの風景が生まれます。

子育て未経験の学生も、子育てについて「おや」と語れる

2010 年6 月にスタートしたこのシリーズ、今年6月3日夜には、大阪大学豊中キャンパスにて、阪大生企画のもと"社会に暮らす「親子」" をテーマに、学生と「おや」が語り合いました。「授乳は人前でもOK ?」から始まった議論は、倫理意識の問題はもちろん、授乳スペースといったハード整備の問題、社会における女性の立場の問題など、幅広い話題に発展。子育てにリアリティを感じていなかった学生からは、「授乳がここまで議論になるとは驚き!」「自分を育ててくれる中での母親の苦労を実感した」などといった声も聞かれました。

「おや」だからって何でもかんでも一人で考えるのはしんどい!

110603_ko-cafe.jpg子育て支援センターや公園で何気なく生まれるような会話を、あえて大学で場を設けて「おや」や「おや以外の人」が一緒に語り合うこと。その意味について、仕掛け人の一人であり、自身も昨年2 月に父親になった久保田テツさん(CSCD 特任准教授)に尋ねたところ、「子育てをする中で考えなければいけないことは意外に多くて、一人で考えないといけないのがプレッシャーに感じられてしんどかった」。そして、「色々な人と一緒に考えられることは、こどもの持つ"社会的な存在" としての側面にふさわしいと思った」とのことです。

"こども" を語ることで"社会のあれこれ" を語ろう

"こども" について語ることは、医療、教育、倫理、制度、まちづくりといった"社会のあれこれ"を語ること。今後「子カフェ」は、京阪なにわ橋駅構内のアートエリアB1 のラボカフェシリーズでの開催も予定されています。まだ「こども」キブンの人も、いつか「おや」になる人も、もう誰かの「おや」である人も、お気軽にご参加ください!


(報告:川人よし恵/大阪大学21世紀懐徳堂)


※当記事は、大阪大学21世紀懐徳堂が発行する「21世紀懐徳堂だより」より転載させていただきました。