釜芸 in 阪大
阪大生と釜芸生の、春の出会いがしらに!!!
「釜ヶ崎芸術大学」、略して「釜芸」は、大阪市西成区の通称釜ヶ崎で開かれている、学びと表現の場です。
釜ヶ崎は、かつて日雇労働者の町として知られ、現在は単身の高齢者が多く居住する地域ですが、周辺地域の再開発とともに急速にその姿を変えつつあります。
「釜芸」は、釜ヶ崎に暮らすひとびとの生きがいづくりの場として、また地域外から訪れる人がこの町から学ぶための場として、「学びたい人が集まれば、そこが大学になる」をモットーに2012年に始まり、これまで詩・哲学・音楽など数多くの講座が開講されてきました。
最近では、受講生が講座の運営や講師をつとめるなど「学びあい」が深まっていくとともに、高齢化と町の変容のため、地域の記憶を記録する場所としての意義も増しています。
今回の「釜芸in阪大」では、初の試みとして、実際の(?)大学で釜芸の出張講座を開いていただき、ふだんの釜芸の参加者にもお越しいただきます。釜のおじさんと阪大生との出会いはいったいどんな化学反応を引き起こすのでしょうか。
きっと、学ぶこと、表現することの可能性について新たな発見が生まれることでしょう。
※ この講座はコミュニケーションデザイン科目「協働術H」、文学研究科・文学部科目「美学・芸術学講義」の説明会(第1回授業)を兼ねていますが、どなたでもご参加いただけます。
主催:大阪大学COデザインセンター
共催:NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
開催概要
- 日時:2018年4月13日(金)14:40から16:10
- 会場:大阪大学(豊中) 全学教育総合棟Ⅰ 1階 カルチエ・ミュルチラングC
- 申し込み:入場無料・事前申込み不要
- 対象:本学学生、一般の方
- 講師:上田假奈代(NPO法人こえとことばとこころの部屋)、釜ヶ崎芸術大学の参加者
- 定員:30名程度
- 主催:大阪大学COデザインセンター
- 共催:NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
- お問合せ先:田中 均(大阪大学准教授)h_tanaka[at]let.osaka-u.ac.jp([at]は@にして下さい)